2023年02月03日

ヤドリギ移植に挑戦

1月になってお安くなったヤドリギ球、そこに付いていた赤ちゃんヤドリギを被寄生樹ごと切り取り、どこぞの樹に移植してやろう。

寄生していた栗の樹の枝をバンドソーで楔型にカットし、寄生した赤ちゃんヤドリギにまず水を吸わせてみる。もし元気を取り戻したら、庭の樹に穴を開けてそこにこのヤドリギ栓を埋め込んでやろう。
果たしてこの赤ちゃんはすくすく成長するだろうか?

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良く行く植物園のガーデナーと話をしたら、買ってきたヤドリギに付いていた種を樹に付けても着生に成功したことはないとのこと。まぁ上手く行くとは思っていないが、テーブルの上に赤ちゃんヤドリギがあるのはなんだか可愛い。

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2023年01月20日

間近でヤドリギ

クリスマス用に毎年妻がヤドリギを買うけれど一枝だけだ(シーズンにはお高い)。
高い木にあるヤドリギ球を見る度に、あれだけ大きくなるにはどれほどの歳月が必要だったのだろうと感心していた。

先日のこと、シーズンが終わったヤドリギがセールになっていたそうで、届いたブツをみたらなんと一抱えもある大物。こんな間近でヤドリギ球を目にする機会はないからしげしげと観察。

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なるほど〜、着生(寄生)したのは一か所ではなく一本の幹に密集して何箇所も着生しそこから何本もの枝を伸ばしていた。そうか、それであんな見事な球が出来上がるのだな。しかしまぁ、こんな頑丈に寄生しているのだな、相手は硬い栗の木なのに。

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このヤドリギにはオレンジ色と黄色の二種類の実が付き、どちらもその先端に模様があった。

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枝には一つだけ赤ちゃんヤドリギが着生していて、三節あるからこれは芽吹いて3年目か?

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可哀想なことをしちゃったけど、切ったのは私じゃないからね。このまま育ててみたいけれど、被寄生樹を水に挿しておいて無理だろうなぁ。


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白樺とハックベリーの花台

2023年最初のプロジェクトは花瓶を置く花台、妻に製作を依頼された。

6年にもなろうか、お隣さんが庭の大きな白樺を伐採し薪にと下さった。それからずっと丸太はストーブ脇に飾ってあったのだが、割れもせずにいるから板にしてやろうと製材した。それを二枚接いで長さ280mm、奥行き185mmの天板を作るが、残してあった耳は真っ白な表面の薄いバークは剥がれてしまったけれどそれなりに白樺に見える。
脚まで作る材料は取れないのでハックベリーで作ることにしたが、そのピンクがかった色味が白樺の淡い色に合うかもしれない。

4本の脚はエプロンにホゾで固定し、重いものを載せるからもう一つ補強材を廻す。ホゾ穴はルーターテーブルで加工するからピッタリに仕上がるが、ホゾの方はバンドソーでラフカットし、手ノコとノミで仕上げたが一か所隙間が開いてしまった。今度やることがあったらホゾもルーターテーブルでやろう。

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天板も脚もせっかく綺麗な淡い色合いなのに、オイルで仕上げて黄変しちゃうと残念だから、白木仕上げ用(濡れ色が出にくい)塗料を塗ったけど、濡れてもうちょっと色味が濃く出ても良かったな。

今は正月飾りの南天が挿してあるけれど、あと一カ月もしたらミモザを飾ろう。


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2022年12月18日

ボックス・ジョイントの難しさ

妻に頼まれ木製花瓶カバーをボックス・ジョイントで作ることになった。

細長いガラス製花瓶で高さは30cm必要。内寸はピッタリで110mm。300mm幅の材はないので、20mm厚の桐古材(二枚貼り合わせてあった)を12mm厚にし、150mm幅を接いで縦長材を作った。

ボックス・ジョイント治具と8mmエンドミルを使い、18個の凸凹を削っていくが、やってみて初めて分かった。微妙な誤差が積み重なるから縦長材をボックス・ジョイントするのは難しいと、ハハハ。

8mmの凹に8mmの凸は嵌らないから、ほんの僅か(0.1mm?0.2mmあると目で見て隙間が分かる)凸が細くなるように調整しジョイント部を作り、嵌めてみたらキツイことキツイこと。奥まで嵌めちゃうと外れないから途中で止め、ほんの気持ちだけさらにヤスリで細くしてやり、スッと嵌るようにした。

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もっと厄介なのは接着だ。柔らかい木だから端がキッパリ削れていないし、接着剤を吸い込んだジョイント部はそう簡単には嵌らない、しかもそれが18か所ある。

手持ちの長いクランプ総動員で当て木をしつつキッチリ押し込むが、一度奥まで嵌めたらもう動かない。木槌で叩こうにも材の方が折れそうで躊躇われる。後で歪みを修正してやろうと思っていたが、案の定真四角のはずが少しだけ撓んでしまった。

300mmのボックス・ジョイントなんてもうやるまい。もっと硬い木を使うべきだったし、凹凸を大きくすべきだったな・・・

この桐古材は亡母が遺した桐箪笥の抽斗だったもの。玄関ホールの椅子に季節のヤドリギを飾った。

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2022年12月15日

「宜なるかな」のムベ

ルカ散歩で通るご近所の小道、電柱の支柱そばに細長い卵みたいな緑色の実を見つけたのは初夏のころだったか。急斜面の林の端っこなのだが、立ち木に蔓が巻き付き、そこに二つだけ実が付いていた。

蔓に生る実とくれば「アケビ」、秋になったらあの綺麗な紫色が見られるだろうとずっと待っていたが、よその林のアケビが割れて弾け、黒くなっても相変わらず緑色のまま。アケビにしては姿がずんぐりしているので改めて調べてみた。アケビの蔓はリースなんかに使われるほど丈夫で堅いけれど、この蔓はずっと太くしなやかで色つやも良い。葉はアケビに似ているけれど、3葉ではなく下から順に7-5-3と葉数が違っている。ゆえにこれはアケビではなく「ムベ」だと分かった。

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秋が深まるにつれ実はますます大きく充実し、やがて表面にブツブツが出てきて赤紫色が現れてきた。見つけてからもう半年にもなろうかという昨日、すぐそばにお住いの知人と一緒に「赤紫色も濃くなってきたから、もう食べごろかな?採っちゃいましょうか?」と意見が一致。高枝バサミを手に初のムベ収穫に行った。

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ぽってり太った実は179gあった。

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熟した香りは全く感じられないが、切ってみたら微かに果物の香り。可食部分は種を覆う透明なゼリー状のものだけ。スイカの種ほどもある黒い種ごと口に入れると本当に淡〜い甘さを感じた。果物みたいに甘くて美味しいわけではないし、滋味深いというのとも違うかな?

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知人のお嬢さん(小学校一年生)は学校へ持って行き、この珍しい実の事を発表するのだと言っていた。
来年も実を付けたら、赤紫色を目で楽しむだけにしておこう。


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2022年12月03日

晩秋の拾い物いろいろ

6月に近くの公園でまだ青々した10cmはあろうかと言う松ボックリを見つけた。友人にその大木が「ヒマラヤ杉」だと教えられたのは先月のこと。と同時にあのでかい松ボックリの先だけが落ちるとそれが「シダーローズ(ceder rose)」なんだよとも教えてくれた。

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リースの素材に使われるシダーローズ、薔薇の花の姿をした枯れ色の松ボックリが近所に落ちているとは知らなかったなぁ。以来公園へ行くたびに地面を探し、拾ったシダーローズは100個にもなろうか。
松脂でベタベタしてるからアルコールで拭き、バラバラにならないよう元をホットグルーで固め、いくつかリースを作りご近所さんにも差し上げた。

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そんなルカ散歩の途中で、子供が落としたのかプラスチックの小さなボールを見つけた。拾ってみたらプラスチックではなく植物の実だ。その場でGoogle Lensで検索したらすぐにそれがムクロジ(無患子)の実だと教えてくれた。見上げれば葉をすべて落とした大きな木があり、その枝に沢山の丸い実が付いていた。どんな葉が茂っていたのは全く記憶にないが、その実は実にユニーク。

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直径2cmほどの半透明の殻には細かな模様が入り、これは強度を保つリブなのだろうか?振ると中の黒い種がコロコロと音を立てる。大風の吹いた翌日に期待しつつ再訪、沢山の実を拾ってきた。「無患子」の名前から分かるように病や邪気を払ってくれるそうだから、種を取り出して飾ってみよう。

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直径1cmほどの真っ黒い種は硬く、羽根つきの羽の重しに使われるのだそうだが、古くは釈迦に由来する数珠の起源なのだとか。「無患子」だものな、無病息災、厄除け、魔除けに効きそうだから、綺麗に磨き、穴開けて糸で繋げてルカのお守りにしよう。

殻は簡単に破けるが中の黒い実には細かな白い毛が密生しているから、ドリルに取り付けた細かなサンドペーパーでまずこれを磨くように取り去る。1.5mmドリルで中心に穴を開けようとするが、相手が丸いから動かないよう挟み込むジグを作り、合計60個の実に穴を開けた。

最初のイヌTittyのために昔作ったネックレスの部材をいくつか間に入れ、数珠ならぬお守りネックレスに仕上げ、Tittyそっくりの胸像に掛け、ルカを守ってやってねとお願いする。

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実りの秋は色んな拾い物があり、イヌ散歩も楽しい。



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2022年11月20日

拾い物でクリスマス飾り

拾ってきたオニグルミ、その殻を眺めていたら何やら蝋燭の炎に見える。
ではこいつを蝋燭に見立てクリスマス飾りを作ろう。それを挿しておく箱もボックスジョイントで作るか。

真っ直ぐな丸棒では味気ないから、サルスベリの落ちた枝を拾ってきた。枝と殻をベルトサンダーで同じ角度に削り、ホットグルーで接着。沢山出来たクリスマス用蝋燭を木箱に挿して飾ってみた。

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